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2012年2月18日 (土)

未解決事件「世田谷一家四人殺害事件」の推理 1,この事件の推理を始めたきっかけ


未解決事件「世田谷一家四人殺害事件」の推理

 

目次

 

 

 

1,この事件の推理を始めたきっかけ

 

2,事件の概要と情報の精査

 

3,何故犯人は捕まらないのか

 

4,陰謀論の否定

 

5,犯行日時の謎

 

6,大量の遺留品の謎

 

7,凶器と指紋、そして殺害方法の違いの謎

 

8,怨恨?金銭目的?動機の謎01

  怨恨?金銭目的?動機の謎02 

 

9,過去の一家皆殺し事件から導き出される犯人像

 

10,現在の主犯格(依頼主)・実行犯はどうしているのか?

 

11,警察への提言

コメントありがとう

 

12,残された謎とまとめ

 

13,追記 01

全文PDFファイル

13,追記 02

全文PDFファイル修正版

13,追記 03

14,新情報と推理の検証

コメントへの返答

ツイッターを始めました

15,コメントへの返答と推理の見直し・犯人関係者への呼びかけ

 

1,この事件の推理を始めたきっかけ

 

 

 

01


2000年(平成12年)1230日(土曜日)の深夜から翌日の未明に発生した……いわゆる『世田谷一家四人殺害事件』

 

この事件ついて、私なりの推理・推論を述べて行きたいと思います。 

 

 

 

a)取り上げるきっかけ

 

 

 

最初に私がこの事件の推理を始めた理由を語る訳なのですが……。もちろん殺害された宮沢さん一家と私は何の関わりも無く、何の思い入れもありません。

 

そんな私なのですが、この事件の犯人には大変怒りを覚えました。

 

被害者の宮沢さん夫婦のように、40年以上生きていれば誰かに何らかの恨みを買うことはある事だと割り切って考えています。しかし、何の罪のない幼い二人の命までも奪ったことは決して許されない行為です。犯人は捕まって罪を償うのが当然だと強く思いました。その為、微力ながらも犯人逮捕協力出来ないかと考え、今回この文章をしたためる事にしたのです。

 

 

 

まず、お断りしなくてはならないことがあります。被害者家族を始め、関係者の皆様には大変失礼かとは存知ますが、この事件を推理することは、私個人の論理的思考を養うのに大変適していました。少ない情報ではありますが、その中で犯人を推理する事……それがロジックに思考を進める方式立てや、手法を自然に学ぶことが出来たのです。ふとした一人の空いた時間。この事件の推理に頭を巡らせる事が私なりに気分転換になっていました。仕事や趣味とは脳の違う場所を使うのでしょうか? 不謹慎ですが不思議とリラックス出来るのです。それは何年も前からの私の習慣の一つになっていました。

 

 

 

そして一番肝心な所なのですが、今回推理をこのような形に表した時に、犯人しか知り得ない情報がこの中にあったとします。あくまでも仮定の話ですが、私が警察に疑われたとしても、私個人の指紋やDNA情報を提出すれば、すぐさま身の潔白を証明できるのです。それが、他の事件などとは違い野次馬的ではなく、かなり心血を注いで推理・推論を行うことが出来るのです。これが本件を取り上げる理由です。

 

 

 

b)子殺しへの怒り

 

 

 

日本では、か弱い女性や幼い子供までもが一緒に無残に殺される一家殺害事件は他の国よりは遥に少ないように感じます。宗教観・倫理観の違いからなのでしょう。

 

古くは、殺し合いが職業の武士であっても家族の女性や幼い子供は出家するなど条件付きではありますが、命を取ることは許されていました。有名なところだと“源頼朝”の一件があります。“平清盛”に父“義朝”が伐たれたのですが、当時の若武者“頼朝”も殺されそうになります。しかし清盛の継母“池禅尼”に助命嘆願され、伊豆に流される事で命を長らえました。その後の歴史は皆さんご存じでしょう。栄華を誇った平氏は“源頼朝”らに討伐されてしまうので歴史の皮肉さえ感じます。

 

 

 

例外的なのは“豊臣秀吉”の義理の息子“豊臣秀次”くらいでしょう。“秀吉”の命で切腹させられ、一族は女性や幼い子供も含め皆殺しにされました。その後の“豊臣家”の辿る運命を見るに、日本では罪のない女性や子供までも残酷に殺すのはタブーとされて来たのが納得出来るというものです。

 

 

 

1985年の日航機墜落事故では事故により一家全滅した家族のことが特に悲劇的にマスコミ取り上げられていました。夏休み・お盆の時期でもあり家族全員での帰省や旅行の方々が数多く被害に遭われました。

 

また一家心中事件も同様で、その中に幼い子供が含まれる場合、マスコミはお涙頂戴の報道が中心になります。

 

日本では子供の死は特別扱いされています。水子供養が一つの例で、乳・幼児期に亡くなった子供や、生まれることなく死亡した胎児の供養が古くから行われて来ました。それは仏教本来の教えからは遠く、日本土着の風習のように感じます。このように子供の死・子殺しは日本人の琴線に触れ、同情をかいます。私も一人の日本人として、特に宮沢さん夫婦と共に殺された二人の幼い子供の供養になればと、今回の推理を発表した理由の一つです。

 

 

 

c)推理にあたっての独自ルール

 

 

 

この事件を推理するにあたって、まずは自分自身にルールを課すことに決めました。五つのルールを己に課して、その範囲を逸脱しないように気をつけながら思考を進めて行くことにします。

 

 

 

 1)奇跡的な確率で起こる出来事は、一つの事件では何度も起こらない。

 

 

 

推理小説や映画・ドラマでよくありがちな、犯人を始め登場人物にとって都合の良い偶然や奇跡は何度も起こらない事とします。たとえあったとしても一回だけでしょう。

 

 

 

事故と事件は確率的に違うものです。悪い偶然やミスが幾つも重なるのが事故であり、大惨事と言われる事故は、起こりえないほど確率が低い事象が複数同時に起こってしまった悲劇であると感じます。例えば1954年の洞爺丸台風遭難事故や前述の御巣鷹山日航機墜落事故が挙げられます。

 

しかし事件は人により故意に引き起こされ、確率は自由に操作できます。例えば猟奇的な殺人事件が極めて狭い範囲で何件も起こったならば、犯人は事件の数と同じ人数いるのでなく一人と考えるのが妥当であります。これは神戸の連続児童殺傷事件が例えられます。

 

 

 

 2)幾つもの選択項目があったならば、人は一番確率の高い方法を選択する事とする。

 

 

 

犯人・被害者それぞれ個人の立場に立って、私が思考することにします。選択肢のある場面では、その人間にとって何がベストなのか常に考え、その人が最も取りやすい行動を取ったと推論します。また、推察しなければならない時も、当然確率の高い方法を選択したものとみなします。

 

 

 

 3)幸運・不運は一人の人間にとって同じ量だけ起こる。

 

 

 

一定の期間の出来事で個人が幸運だった・あるいは不幸だったと感じることは同じ量だけ起こるとします。運・不運は感じ方に個人差がありますが、その個人の立場になって考えてみます。この場合は犯人のみに限定されます。なぜならば殺された側はそれだけで不運と言えるからです。

 

 

 

 4)物事は、合理的に且つ順序立てて行われる。

 

 

 

人が行動を起こした場合は、理由はどうであれ、きちんと順番通りに筋道立てて行われるとします。理由に不思議なことはあっても、行動自体には何の不思議はないのです。

 

 

 

仮に、とある部屋があったとします。その中に入る入らないは人の自由であり、人によって入る目的が違う。だが、一旦入ると決めたならば、取るべき行動は決まっています。「手でドアを開けて入る」これで終了です。決して壁を壊したりはしません。屋根までよじ登って入ることも決してありません。

 

よく言うたとえ話があります。問題「キリンを冷蔵庫に入れるにはどうしたらよいでしょう?」答え「冷蔵庫をあけてキリンを入れて冷蔵庫をしめる」それだけなのです。

 

 

 

 5)立てた計画は絶対にその通りにならない。

 

 

 

綿密な計画を立てても絶対にその通りには進んでくれないものです。うまくいかない場合は計画そのものがフレキシブルさに欠けているということです。計画の進行方向がずれた場合にそれをいち早く発見し、うまく軌道修正してやるのが賢い人間なのです。愚者は全てに遅く手際が悪い。それによって人を見分けることが出来ると考えています。

 

 

 

 

 

以上のルールでこの推理を進めていくことにします。

 

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